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供給が少ないよ!はらぺこだよ!という鳴き声から企画立てたよ。 規程 形態:最低限 800字SS or 1P漫画(増えるのはかまわない。文字はあまり短くならないようにがんばろう) 締め切り:バレンタインデー(目安なので多少ずれても) リクエストはDMにて送ること。書き方は任せますが「CP名:順位:指定シチュ」の感じでわかるように。 作業の流れ 自分がリクエストしたいCPをすべて優先順位をつけて羅列する 持ちキャラの人のところに優先順位や希望シチュをつけてDMする(1/19〆) 自分がかかわっているキャラのリクエストが届くので優先順位順に並べる※複数きた場合は相手がつけた優先順位が高いもの、同列のものがあればあみだで順番をつける 締め切りまでに優先順位順に書けるだけ書く ホワイトデーに書いてもらった分だけおかえしのSS及び漫画を渡す(目安なので多少(ry) 公開について 出来上がりしだい順次公開していく→作品ページはこちら 締め切りまでは誰からかと指定シチュは公開しておく つけられてきた優先順位は締め切り後に公開すること Q A 返すときはどのCPにしたらいいの?自キャラが絡んだCPであることを条件に相手のリクに答える感じで。 CPっていうけど成立してなかったらだめなの?成立未満でも友情でも×でも+でもOK リクエストの数に縛りはあるの?いくらでもしたらいいよ!でもいっぱいしたらいっぱい返さなきゃいけないことを忘れずに。 人によって数に偏りが出るんじゃない?もとが偏ってるからしょうがないよ。あきらめて。 たくさんリクきちゃったよ?締め切り延びないんですか?リクの数しだいでは変動してもいいんじゃないかな。ホワイトデー締め切りオレンジデー返しとか。 自キャラ関係なくても相手のキャラが入っていればリクしていいの?いいよ!飢えを満たしたい組み合わせなら何でもしたらいい。 シチュエーションや設定もリクエストしていいんですか?OKです。ただしそのとおりにしてくれるかは書き手の判断です。 同じCPでいくつもお願いしていいの?1CPにつきリクエストはひとつだけでお願いします。 同じCPのリクがきた場合はどうするの?まとめてもよし、来ただけ書いてもよし、どれか1つだけ選ぶ場合は優先順位が高く設定されているものを採用してください 他質問あったらここに書いてくれたら答えるよ。ついったのほうでもいいけど。 名前
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ノエル=ヴァーミリオン part27 - BLAZBLUE CHRONO PHANTASMA BBS 95 :名無しさん:2013/01/03(木) 20 58 19 ID I9cmxSQg0 4Dで5C避けれるキャラ追加。バレットとレイチェル。 バレットは4D 2Dでカス当たりになって反確もらうことが結構あるから注意。 あと不用意に4Dすると6Cに潰されてfcもらう。 ちなみにレイチェルの5B5C6Aは4Dでスカせる。 この手の情報とコンボはPS関係なく役に立つから、こういうところからスレのレベル上がってくといいよね。 嫌味とかでなく。 472 :名無しさん:2013/01/27(日) 18 25 59 ID XGdw27Lg0 バレット戦って割と禿げるけどどうなん? 中段は見てから4Dとかできるけど、基本的にはDは通じないし、相手の2B厳しい 943 :名無しさん:2013/03/06(水) 12 04 30 ID eLVlCBQI0 939 俺バレットも使うけど、オッペケみたらアフターバーナーでヒートテック重ね着するぞ バレットは固め中に混ぜるDの中下段択はどのレベルだろうとジャンプで避けられる H0で振るようなら2Aで勝てる、H1以上だとカウンター取られるけど JDはガード安定、しかもジャンプ中にガードすれば着地硬直でカウンター取れることも結構ある 944 :名無しさん:2013/03/06(水) 21 14 51 ID Zg1v.Rs60 開幕バックダッシュ アフターバーナーやったらこっちのターンできるけどバレットが一気に詰められない位置をキープ ステップで動いて隙ができたところ、飛び込みを刺す あったまってきたら逃げる近づかない近づかせない頑張らないD振らない Dタックルでヒート落ちるからとりあえず固められても慌てない 冷えたら頑張る 954 :名無しさん:2013/03/08(金) 08 55 58 ID WHBRtyiU0 バレット戦のコツは直ガ、空投げ、距離調節。後は自分で考えて。 955 :名無しさん:2013/03/08(金) 11 21 02 ID Ubwvv/G60 バレット戦はオッペケをバーナー弾GPで取られて1枚以上着られるから端端の距離はうろつかない できれば画面半分~4分の3ほどの距離を維持して甘えたバーナーを狩りに行く。バレット1ステ2Bがギリ届かないくらいがベスト 地上牽制で5Bはバレット主要牽制2Bに一方的に負けるのでブンブン振らない。 触りに行くときは2A、2B、相手2Bを読んでの5Cがいいかと。 jCでの飛び込みもまさかのバレット側2Bでイナフ。上に強い6Bもあるので基本だが相手の意識を5C等で散らしてから飛び込む事。 今作の我らが頼れるjDも6Bに狩られやすいので、めくりで使う分以外はあまりブンブンしない。 対空ずらしをしたいならj4Dのほうがいいかも。 体力リードしたらこっちから近づいてもいい事が正直あまりないので着られない位置維持しながらバックダッシュjC等を撒いて様子見。 2Bスカ等が見えたら地上空中のダッシュを通して触りに行く。 地対空はバレット側jDとの読み合いになるので、空対空jA、jC等で。 jDを多様する相手なら空投げが面白いように刺さる。 相手の固め中2C、そのフォローDはしっかり直ガ意識して、2Cは2C後にフォローしないと踏んだら小パン。 ただしDでフォローされると小パン振ってると1枚着られる。50%あると2枚着られて面倒だから相手のゲージをみて読みあっていく。 Dガードしたら相手のレベルが0なら2A。1枚ならバクステ。2枚きてたら大人しくガードが多分安定。 固め中5Cも直ガするとターンはこっち。ただし(ry。5Cの後2Aは6Cで狩られる。暴れるなら5Aで。 6C→そのまま降りjCを多用してくるなら6C見たあと6Aを振れるようにしておく。擦って最速4Dも勝てる。 ただしこれもjD等でずらされると負ける。バクステも追っかけられて狩られることがある。 被起き攻めは寝っぱ多様厳禁。2Aで即狩られて1000ダメ追加+2枚目を着られる。 ただし起き攻めをjCしかしない相手には前転が通る。後転は低ダjCが間に合うので× 起き攻めはその場受身or前転が読めたら若干遠め6Dがシアもすかせていい感じ。 端ならバクステも狩れるのでその後は5Aでヒット確認してコンボor択へ。 基本しか書いてないしつたない文章ですいませんがここ違うってとことかあったら指摘してください 956 :名無しさん:2013/03/08(金) 12 55 51 ID x5Drh7rs0 955 バレットとノエル使ってるから補足 JC詐欺の後はバクステがかなり安定する 他にも固め中のバクステとかフェンリルで切り返すよりもよっぽど。 でも多様は禁物でヒートが2とかある時は死ぬので注意。 後5C>6C>JCの固めは微ダでも抜けられる ノエル=ヴァーミリオン part28 30 :名無しさん:2013/03/18(月) 02 19 28 ID Wgh669SE0 長文書きます バレットの「JDを空中ガードしろ」以外の対策教えてください バレットに画面端で固められたときに6CjcJCの固めに手が出せません ガードしてても中段Dと投げ、コマ投げで競り負けます 要は上を取られてJCされると怖いです(地上空中問わず)対策教えてください 3C?前転からの下段技です ヒート上がったんで逃げようとしたらあっという間に追いつかれました・・・しかも頭体無敵?飛んで逃げちゃだめですか? どうしたらいいんでしょう? ついでにバレットの性能を大雑把に、失敗例と一緒に 失敗例1:暴れに失敗して6Cフェイタル〉ODコンで6000以上持っていかれました 2:フリントシューター見てから飛び込み余裕、で落とされました・・・コンボに使って拾いなおしてますものねぇ 3:稼働直後カッティングシアが「空中の相手も掴める無敵昇竜」と気づくまで時間がかかりました、これは4Dでフェイタれるのでしょうか? 4:弾属性無敵の走りコマ投げ持ってたんですね、しゃがみを掴まないないらしいです・・・5Cに合されました 5:アフターバーナーはおっぺけバレルではほぼ潰せません。走って攻めましょう・・・弾属性ガードポイント技です 6:超必コマ投げ完全入力で5000以上・・・減らない技だと思ってましたスンマセン 7:地上戦で小技が当たったら距離遠目てもコンボに行かれます、ていうかノエル5Bくらいの下段から持っていかれません? 8:ノエルのガーキャンが2Bとかち合うと当たりません、姿勢低いです 9:上方向に強い足上げは頭無敵・・・見たまんま強いです 10:6A中段と5C弾属性の腹パン(フェイタル対応技)は4Dで割り込めますが・・・まあ読み合いですよね 失敗例11:2Bと小パンで負けます・・・5B同士は相討ち 地上戦、分が悪い、とにかく悪いと思います。5C多目でチェーンとマズルで頑張って崩しましょう 空中戦、上を取れれば勝てる・・・下になったらまず負ける 空対地、お願いJDはお互い様?対空は相手の方が強い、対空狙いJAはJCに良くて相討ち? 起き攻め、カッティングシアが分かりません。とりあえず上から多目? 被起き攻め、下段読みで2D逃走かお願いフェンリル。上から攻められたら・・・どうしましょう? 開幕5Cがギリ当たるか、当たらない距離を維持 相手のD(ロックオン)はスレに書き込み多いので省略 これ以外か修正お願いします 31 :名無しさん:2013/03/18(月) 03 09 40 ID Wgh669SE0 追記、バースト推奨ポイントは6Cフェイタル 5Cフェイタルはとりあえずスルー 今の所ODで補正切りと固めに割り込んでます 自分のコンボ精度に自信があるなら序盤のD、6A中段くらいならバーストしなくていいと思ってます 32 :名無しさん:2013/03/18(月) 03 13 31 ID 5NBGQnEQ0 バレット使ってって事もあるけどバレットの事知らなさすぎだわ 前スレに詳しく書いてある人いるけどなんか気分良いからメモがてら書いておく 画面端の固めはヒート無くなるまでひたすらガード2C 3C D系統が反撃ポイント 中央のJDめくりJDは飛んでガードか読んで普通にガードこれくらいしかない コマ投げは2Bかジャンプに仕込む事多いからゲージ見て飛ぶなりなんなり ヒート上がってる時は移動速度上がってるんだから当然追いつかれる たぶん3Cは置き5B・5Cスカせるはずだからそれで振ってる 6Cは5C直ガで割れるはず。 フリントは飛ばせるために振ってるんだから読んで飛ぶなり見てからオプで潰すなりしないと駄目 バレット6Bは優秀な地対空ノエルじゃ潰すのキツいと思う。 飛び込みで攻撃振ってこなくなったらスナップがある。まぁそこは読み合い シアが空中吸えるって言っても本当に狭い範囲だけ様子見か上からJDで十分 キャプチャーはそんな自信を持って触れる技じゃない。読まれてたんだろう 甘えたバーナーは近づいて殴る。中距離ならノエルの脚力で間に合う事もある 遠距離は見てからBオプ動作終了までが結構長いからカウンター取れる サーペンタインはヒート1以上ゲージ100じゃないと5020は出ない。むしろ2段で止めてコンボが主流。パーティカルと同じ 5B・2Bのリーチの長さがバレットの生命線 2Bの低姿勢はガーキャンどころか5B(5C)もスカして当てられる。と言うかスカして触る事がバレットの考えてる事だから5B2Bの届く距離で甘えた牽制は駄目 地上戦:バレットにヒート上げられないように立ち回る。噛み合えばバレット5Bにノエル3C差し込めるかも。飛び込み2Dはなんかしてなければ落とされるはず。 地対空:JBとJCがキツい空ダからなら6A滞空できるかもしれないけど固め直しとかからならまず落とせないから大人しくガード 空対地:6Bとスナップに注意 空対空:バレットJBのリーチが驚異。カウンターすればどっちもヒート上げられるから勝負しない方がいい。一応空中でもスナップ出せるからちょっとだけ注意しておいてもいいかも。 起き攻め:上からが基本か。ゲージ無いなら強気で行ってもいいと思う 披起き攻め:バレットの択としてはJDで前転狩り、6D2D6A2Bの中下、サーペンタインくらい 上にも書いた通りひたすらガードが基本。ヒートで6A見難いのは仕方がない 長文失礼しました 同じような事何回か書いてたりあいまいな所多いですが・・・ ノエルでバレット戦少ないのでバレット側からの気持ち多めです 274 :名無しさん:2013/04/13(土) 13 57 00 ID jOs4p5l60 バレット使ってる身としては2Bに対して5Cは辛いかな 5Bだと低姿勢で躱すこともあるけど5Cだと下まで判定あって引っかかるしな 646 :名無しさん:2013/05/27(月) 23 35 36 ID zfio0jRk0 まあまあそんなやつ構ってたらきりねーし放置しとこうぜ アラクネやテイガーの対策もあれば嬉しいからどんどん進めて欲しいんだけど 個人的に今一番辛いのはバレット とにかく2Bが強い それ以外にいう事無いぐらい2Bが強い 5Cとか2B、2Cも試して見たけど相打ちして終わってしまう 648 :名無しさん:2013/05/28(火) 00 49 49 ID suz9GiAM0 バレットの2Bは、こっちの接近に毎回振ってくるような相手なら低ダJCが通ると思う。 一応2B5Cで差し替えしも狙えるけど、結構難しい。 JC合わせてれば相手も6B振ってくるから、ここでようやく読み合いになる。 あとは相手のヒートを溜めさせないよう中間距離でうろうろとかかなぁ。 654 :名無しさん:2013/05/28(火) 11 14 30 ID XsWBKkvw0 バレット2Bは5C置くように出すと潰せるよ 655 :名無しさん:2013/05/28(火) 11 37 59 ID bJH.OcPs0 バレット側から見て辛いのが空対空 大抵一方的に潰されるからあまり飛びたくない。だもんで制空権はあると見てよし CRは4D匂わせないと簡単にシアで割られるし狙われやすい リバサでのCRも詐欺飛びからの2B空ダJCめくりJDなどで無効化されやすいので封印推奨。フェンリルも同様 高性能対空の6Bは隙が短く連発しやすいうえにJDまで潰される。JDを出す場合は対空読んだ上での高空が望ましい 牽制に使われやすい2Bだが隙は地味に大きいので差し返すか慣性JCでぶっこみを 正直同レベルだとかなりキツい組み合わせだと思う 672 :名無しさん:2013/05/30(木) 22 08 57 ID RiEj1xyE0 バレットの2Bは6Cでスゴい潰せた気がする 3段レベルの話だしリスクも高いけど、個人的には5Cで潰すよりやり易かったな 673 :名無しさん:2013/05/30(木) 22 40 47 ID q.zAEyGw0 スカったときの代償がハンパなすぎるわw 688 :名無しさん:2013/06/02(日) 13 30 46 ID OYRCAm4g0 チェーン中2Dはシアに勝つけどバレットの6Bに負けるからそうなったら読み ノエル=ヴァーミリオン part29 449 :名無しさん:2013/08/31(土) 09 05 55 ID OsX0H9XA0 5C牽制飛ばれたら終わるなんて全キャラ一緒でしょ 相手の2Bに対抗できる分まだいける方 基本的に固められたらバリガで距離を離すこと。 割り込みを狙う場合は固めなおしの時を狙う。 ヒートレベル1の時はゲージかODなきゃ何しても大してダメージはもらわないから 相手の2C2段目を直ガして暴れとかJC被せに6A対空とかJA対空とかテキトー。 2か3の時はひたすらバリガ以外のことは狙わない。JC被せは素直にガード。(よっぽどバレバレな場合は除く) D振ってくれるか時間経過で相手のヒートレベルが下がるのを待つ。 相手がゲージ100%かつヒートレベル2以上の時は超必コマ投げを意識。2Bノーキャンコマ投げとか注意。 バーストするタイミングはDラピDのラピ時かヒートレベル3の時に崩された時か各種追加攻撃が当たった時。 ・・・全部当たり前のことだナァー 450 :名無しさん:2013/08/31(土) 09 59 15 ID BCpvjnPg0 バレットJCに6A対空は怖いから無理 JAか逃げるのがいい 451 :名無しさん:2013/08/31(土) 10 13 30 ID OsX0H9XA0 JA対空読み早めJCで死ぬから一辺倒はイクナイ
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【太陽を照らすもの】/恵千果◆EeRc0idolE 「ねぇ…ラブちゃん」 甘えた声で話しかける祈里に、ラブは優しく微笑み返した。 「なあに?どうしたの祈里」 「あのね…。…やっぱり恥ずかしいな」 モジモジと身をよじり、顔を赤らめる祈里を愛おしく思いながら、ラブは答えをせかした。 「なによ~気になるなぁ。ねぇ、なになに?」 今日は、久しぶりのふたりっきりのデート。 お互いの顔を見つめながら会話をする。 恋人同士だから当然の事なのに、それがこんなに楽しくなっちゃうなんて。 「あのね……この前、美希ちゃんがせつなちゃんに服を選んでもらったじゃない?あれ、すっごく羨ましいなぁって思って…」 「そっか!じゃあ今日はあたしが祈里に服を選んであげるよ!」 「ホント?嬉しい!」 「そのかわり…」 ラブは、左手をそっと差し出した。 「手…つなぎたいな」 「えっ」 突然のラブの申し出に、祈里はみるみる頬を染める。 ラブはわざと、少し意地悪に続ける。 「手つなぐの、アタシとじゃ…イヤ?」 「そ、そんな訳ないじゃない!だって…、大好きなラブちゃんだもん!」 「じゃあ、どうしてもっと喜んでくれないの?」 「違うの!……ただ、久しぶりだから嬉しくて…、ビックリしちゃっただけなの」 「だったら…」 「…ウン」 お互いの手が伸び、触れ合い、確かめ合う。 指と指をからませ、強く握ったり、ふっと抜いたり。 (ヤダ……、胸がドキドキしてる。恥ずかしくて、ラブちゃんの顔見られないよ…) 真っ赤な顔でうつむく祈里を、ひょいとラブが覗き込む。 「ありがとね、祈里。これで明日からまた頑張れる」 「ラブちゃん…」 「祈里は、アタシの元気の源なんだ。だから、これでパワー充電完了だよっ!」 ラブのとびっきりの笑顔につられて、祈里まで自然と微笑んでしまう。 「ラブちゃんには敵わないなぁ」 昔から祈里は、この〝笑顔〟に弱いのだ。 そして、これからもきっと…。ずっと永遠に…。 了
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八つめの光/一六◆6/pMjwqUTk 「あら? ちょっと、あなた」 「え? 私……ですか?」 「そう。あなた昨日、蒼乃美希さんと一緒じゃなかった?」 「……え?」 「あ、驚かせちゃってごめんなさい。あたし、蒼乃さんと知り合いなの。仕事でこの町に来てるんだけど、昨日、商店街であなたたちを偶然見かけてね。女の子たち、四人くらいいたかしら。あなたも一緒だったわよね?」 「あ……はい」 「ああ、あたし、別に怪しい者じゃないのよ。こう見えても、モデルなの。彼女とは、同じオーディションを受けたことがあって、それで知り合ったの」 「そうなんですか」 「ねぇ。彼女、まだティーン雑誌の読モで満足してるのかしら。それとも何か、ほかのオーディションも受けてるの? いや、オーディションじゃなくても、ほかの仕事もしているとか……」 「……」 「嫌だ、あたしったら矢継ぎ早に……。あなたも、彼女のモデル仲間?」 「いいえ、違います」 「そう。じゃあ、学校のお友達かしら」 「いいえ」 「なら……」 「一緒にダンスをやっている、仲間です」 「まあ。彼女、ダンスなんかやってるの?」 「ええ。仲間たち四人で、ダンスユニットを組んでいるんです」 「ふぅん……。呑気なものね」 「えっ?」 「あら、ごめんなさい。あなたのことじゃなくって、彼女のことよ。だって、そうでしょ?モデルとして世界を目指すなら、決して早すぎる年齢じゃないのに、そんな回り道して……。やっぱり、普通の家の子とは違うのよね」 「それ……どういう意味ですか?」 「どういう意味って……その通りの意味よ。だって、彼女が何をしようが、最後は結局、力になってくれる強い味方が付いているんだもの」 「強い……味方?」 「ほら、よく言うじゃない?彼女みたいな親を持った人のこと、世間では……」 八つめの光 日曜日の、少し遅めの朝。天使の像の前に見慣れた顔を見つけて、アタシは思わず足を止めた。 端正な顔立ちを引き立てる、セミロングの黒髪。肩にかかる毛先が、女の子らしい柔らかさを補うように、くるりと自然にカールしている。紺色のジャケットがよく似合う、色白の肌と清楚な雰囲気。ホント、本人の無頓着さに腹が立つくらい、遠目で見ても輝かしい魅力を放っている彼女。 東せつな。アタシの親友だ。 でも、アタシの方が先に気付くなんて、珍しいな。いつもならもっと離れていても、必ずせつなの方から、嬉しそうに駆け寄ってきてくれるのに。そう思ってよく見ると、彼女はどうやら誰かと話をしているらしい。相手は誰だろうとそっとうかがって、アタシは驚きに目を丸くした。 (……涼子さん?) ふんわりとした栗色のロングヘアに、知的な光を宿した大きな目。この容貌は、見間違えるはずがない。 夫婦坂涼子さん。最近テレビでもたまに見かける、高校生モデルだ。アタシとはオーディションでたまに顔を合わせる程度の仲だけど、いつも凛と前を向く姿勢に、アタシを含め、憧れるモデル仲間は数多い。でも……彼女がどうして、せつなと? アタシは少し迷ったけど、せつなに気付かれないように、ゆっくりと踵を返した。かなり大回りをして、そっと彼女たちに近づく。そして、天使の像の後ろに隠れて、彼女たちの会話に、こっそり耳を傾けることにした。 そりゃあ、立ち聞きなんて悪いとは思ったけど、どうしても、せつなが心配だったのだ。何だか二人の間に、イヤな感じの緊張感が漂っているように見えたから。 「失礼ね。それ、どういう意味よ!」 え? 思った通り? 涼子さんが鋭い口調でせつなに迫るのが聞こえて、アタシの心臓が、ドキンと跳ねあがる。 「そんなワケないでしょう? あたしの両親は、ちゃんと居るわよ。ちゃんと一緒に暮らして、あたしのモデルとしての活動を応援してくれているわ。それがどうしたのよ!」 苛立ちを隠そうともしない声。涼子さんって、こんな喋り方もするんだ……。憧れの先輩の、見たくない部分を見てしまった気がして、アタシはそっと目を伏せる。ところが、続いて聞こえてきたせつなの声は、とても穏やかで、そして何だか嬉しそうだった。 「良かった……。あなたのご両親も、あなたの一番の、強い味方なんですよね?」 「何言ってるの? あなた。そういう意味で言ってるんじゃないでしょう! あたしの両親はね、普通のサラリーマンと、ただの専業主婦なのよ。蒼乃さんとは違うの!」 あー……アタシの名前が出てきたところで、何となく、話の流れが読めてしまった。涼子さんが、せつなに何を言ったのか。そして、細かいところまではわからないけど、せつながそれを、どんな風に受け取ってしまったのかも。 せつなはどうやら、果敢にも、涼子さんを説得しようとしているらしい。うーん、説得、というのとは違うかな。なだめようとしてる、って感じかも。どっちにせよ、せつなには気の毒だけど、せつなが言葉を重ねれば重ねるほど、涼子さんが苛立つだろうということは、アタシにも想像がつく。 ここは出て行かざるを得ないだろうけど……どのタイミングで出て行くべきか。アタシはきっかけを掴むべく、二人の話に再び耳を傾けた。 ところが、その直後に聞こえてきたせつなの言葉で、アタシの作戦は、完全に狂ってしまうことになったのだ。 「そんなことないです! 私のお父さんもサラリーマンだし、お母さんは主婦です。二人とも、いつも私のことを見守ってくれて、応援してくれて、心配してくれて……七つどころじゃない、本当にたくさんの光を、毎日もらっているんです。あなたも、そうじゃないんですか? あなたのご両親は、あなたの力になってくれる、大切な光じゃないんですか?」 アタシはその言葉を聞いて、不覚にも泣きそうになってしまった。 せつなの、桃園家の両親に対する、まっすぐな気持ちが伝わって来たから。そして、少し声を震わせながらも、何とか涼子さんに思いを伝えようとしている、その心が感じられたから。 だからつい、口に出して呟いてしまったのだ。「せつな……」と。 たった一言だったけど、至近距離にいるせつなに、これが聞こえないハズが無い。 「え? 美希?」 「あ……」 こうして、完璧なタイミングで颯爽と登場する機会を自分でつぶしてしまったアタシは、引きつった笑みを浮かべながら、二人の前に姿を現す羽目になった。 「あ、あ、蒼乃さん! あなた、いつからそこに……?」 金魚のように口をパクパクさせながら、一歩、二歩と後ずさる涼子さん。 「あの……お久しぶりです、涼子さん。よ、四つ葉町へは、お仕事で?」 アタシもどぎまぎしながら、彼女と向かい合う。 「え、ええ。お昼の番組のレポーターで、四つ葉町公園に出ているドーナツカフェに……って、そんなことはどうでもいいのよっ!」 こちらのペースに巻き込まれかけていた涼子さんが、我に返って怒りをあらわにした。 「蒼乃さんっ!」 「は、はいっ」 涼子さんが、いつもの涼しげな目元とは打って変わった、厳しい目つきでこちらを睨む。てっきり立ち聞きしていたことをとがめられると思ったアタシは、彼女がビシッとせつなの方を指さしたのを見て、ハッとした。 「何なのよ、この子。突然、あたしの両親は健在かとか、あたしの強い味方だろうとか。どうせあたしは、しがないサラリーマンの娘よ。蒼乃レミの娘だっていうだけでちやほやされる、あなたなんかと違って……」 「親の七光りは望めない、ですか?」 気が付いたら、アタシは彼女の後を引き取っていた。アタシの言葉を聞いて、涼子さんの目が泳ぐ。 やっぱり。涼子さんがせつなに言ったのは、この言葉だったんだ。その確信と、隣でオロオロしているせつなの姿が、アタシに覚悟を決めさせた。 「ごめんなさい、涼子さん。せつなは、まだこの国に住んで日が浅いので、よくわかっていないことも、色々あるんです」 「何それ。帰国子女かなんかなの? この子」 涼子さんの視線が、アタシとせつなの間をせわしなく行き来する。何だかひどく落ち着かないその態度が、いつもと違って、彼女をとても弱々しく、自信なさげに見せる。 「とにかく、『親の七光り』なんて言葉、彼女は知らなくて当然なんです」 そう、アタシは嘘はついてない。こんな言葉、本当はせつなに教えたくなんかなかったもの。 「でも、涼子さん。アタシ、せつなの言ってることは、正しいと思います。アタシにとっても、母は大切な光です。でもそれは、母が元アイドルの蒼乃レミだから、というわけじゃないんです」 不安そうな顔をしているせつなに、大丈夫よ、と微笑みかけ、目の前の彼女に向き直る。 「母はとっくに芸能界を引退して、美容師の仕事をしていますし、アタシのために便宜を図ってくれたことなんて、いっぺんだってありません。もちろん、アタシが蒼乃レミの娘であることは事実だから、そのこと自体が親の七光りだと言われれば、そうだと思います。でもだからこそ、アタシが甘えた生き方をすることで、『蒼乃レミ』を汚したくはない。そう思っています。母が、アタシにたっぷりの愛情を注いでくれていること。そして、そんな母に恥じないように、生きていきたいと思えること。それこそが、アタシにとっての、親の七光りです。だから、せつなの言ったことは、言葉の意味を考えればちょっとズレてるかもしれないけど、本当にそうだと思うんです、アタシ」 自分でも不思議なくらい、自分の気持ちを正直に、まっすぐに、涼子さんにぶつけた。普段、仲の良いモデル仲間にだって、こんな話、したことなんか無い。さっきのせつなの言葉を聞いて、アタシも彼女に……何だか今日は、やけに小さく見える彼女に、本当の気持ちを伝えなきゃ、そう思ったのだ。 「だったら、オーディションをすっぽかして、トップモデルになれるチャンスをみすみす棒に振ったり、モデルに専念しないでダンスにうつつを抜かしていたりするのは、どうなのよ」 涼子さんの方も、ストレートに反撃を開始する。ラブとブッキーのピンチを見過ごせずに途中で会場を飛び出してしまった、あのオーディション。そう言えば、あのとき最終審査に残ったうちの一人は、涼子さんだったと後から聞いた。残念ながら、選ばれたのは別の人だったそうだけど。 「あのオーディションのときは……詳しくは言えませんけど、どうしてもアタシじゃないとダメな、とても大切な急用が出来てしまって……。だから、後悔はしていません」 これも……全然説明になっていないけど、嘘じゃない。本当のことを話すわけにはいかないんだから、これ以上言い様がない。 「ダンスのことも、単にうつつを抜かしてるわけじゃありません。やるからには完璧に、そう思って頑張ってます。アタシ、父から言われたことがあるんです。ひとつの目標に向かって、それだけに集中することが必要な時期もあるけど、いろんなことを経験することによって、人は豊かになれるんだって。その経験は、ひとつとして、無駄にはならないんだって……。モデルの業界のことなんて、何も知らない父ですけど、アタシは今、ダンスをやっていて、本当にそうだな、って思うことがたくさんあるんです。だから、モデルの仕事もダンスも、今出来ることを一生懸命やりたいって、そう思ってるんです」 きっと、わがまま娘の言い訳に聞こえるだろうな、と思った。プリキュアのことは言えないし、ダンスのことだって、トップモデルになるために一心に努力している涼子さんには、子供じみた理屈に聞こえるだろう。 でも、これがアタシの本心だから……そう思って、涼子さんの射るような視線に負けないように、ぐっと瞳に力を込める。 どれくらいの間、にらみ合っていただろう。 「ふん……まぁ、いいわ」 もっと攻撃されるかと思ったのに、涼子さんはそう言って、うっすらと笑った。 「あなたがそう言うなら、お手並み拝見といきましょう。あたしだって負けないわよ。今はローカル番組のレポーター止まりだけど、そのうち必ず、あなたと世界で競ってみせるわ」 涼子さんは力強くそう言うと、少しの間、せつなの顔をじっと見つめてから、くるりとアタシたちに背を向けた。 駆け足で去っていくその足取りは、何だかさっきまでの様子とは打って変わって、力強く、堂々としていて……。彼女の姿が見えなくなるまで、アタシとせつなは、無言でその背中を見送ったのだった。 「美希」 しばらくして、せつながおずおずと口を開いた。 「あの人、美希の友達?」 「友達というより、先輩ね。高校生モデルなの。それほどよく知ってるわけじゃないんだけど」 「そう」 せつなは小さくため息をつくと、上目づかいにアタシを見た。 「私……やっぱり、ヘンなこと言ってたわよね」 アタシはニヤッと笑って、せつなの肩をポンと叩く。 「そうね。かなりヘンだったけど……かなり、いいこと言ってたわ」 「もうっ」 安心したように拗ねてみせるせつなに、アタシの方は、少し真剣な顔になる。 「それにしても、どうしてあんなにムキになって、彼女をなだめようとしたの? 『親の七光り』が、そのままの意味じゃなくて諺だってことくらい、想像ついたでしょ?」 「ええ。でも……何となく、わかっちゃったから」 「何を?」 「あの人が、美希のことを、とっても……苦しいくらいに、羨ましいと思っているんだな、ってこと」 「……涼子さんが?」 「うん。だから、最初はてっきり、家族が居ない人なのかと思った。そうじゃなくて、良かったわ」 そう呟くせつなの照れ臭そうな笑顔に、アタシはまた鼻の奥がツンとしてきて、慌てて、行こう、とせつなをうながした。 買い物に行く途中だったというせつなと、商店街を並んで歩く。アタシもママに、買い物を頼まれていた。 頬をなでる風が冷たい。もうそろそろ、冬が近づいているようだ。 「それにしても、『親の七光り』なぁんて言葉、せつなに教えたくなかったなぁ」 「とってもきれいな響きなのに、あんまりいい言葉じゃないのね」 「うーん、そうね。普通は、あんまり良い意味には使われないかな」 「美希は……よく言われるの?」 心配そうに、言いにくそうに、こちらを覗き込むせつな。アタシはその顔を見て、もう一度、ニヤリと笑う。 「まあ、あのママの娘で、モデルなんかやってるからね。でもアタシ、さっきのせつなの解釈も、全然アリだと思ってるから」 「もう、からかわないでよ」 せつなの頬が、うっすらと赤く染まる。アタシは調子に乗って、さらに言葉を続けた。 「七つどころじゃない光って、確かにそうよね。だって、ママやパパだけが光じゃないもの。弟の和希もそうだけど、せつなやラブやブッキーも、モデルとしての蒼乃美希じゃない、本当のアタシを、応援してくれるじゃない? 親の光が七つあるんだとしたら、アタシにとっては、八つめの光だわ」 うつむいたせつなの顔は、髪に隠れて見えないけど、真っ赤になっているのがアタシにはわかる。普段のきりっとしたせつなも魅力的だけど、こういうときのせつなって、ホントかわいいのよね。 アタシは、うつむいたまま黙ってしまったせつなの隣りで、彼女に気付かれないように、そっと頬をゆるめた。 「ところで、美希」 しばらくして、せつなが今度は上目づかいでなく、まっすぐアタシを見て問いかけてきた。 「『親の七光り』って、どうして『七』なのかしら。何か特別な意味があるの?」 ぐっと詰まった。小さい頃から言われ続けてきた言葉だけど、そう言われれば、そんなこと考えてみたことがない。 「え、えーっと……数が多い、って意味じゃないかしらね」 「知らないのね」 せつなの言葉が、まっすぐにアタシに刺さる。そう……そして、こういうときのせつなは、ホントに容赦ないんだったわ。 「ゴメン」 「美希があやまることじゃないわ。あとで調べるか……ブッキーに訊いてみる」 「もうっ、せつな!」 珍しく、いたずらっ子みたいな目をしたせつなを、アタシは軽くにらんで、そして思わずふき出した。 この話には、実は続きがある。 翌日、ダンスレッスンに出かけたアタシは、カオルちゃんの店の前で、知り合いのカメラマンに出会った。 「やあ、美希ちゃん。そう言えば、この近所だったよね」 「こんにちは。あれ? 撮影……だったんですか?」 店の前でカメラを片付けている彼を見て、アタシは首をかしげた。向こうでは、プロデューサーらしき人とカオルちゃんが、なにやら盛り上がって大笑いしている。 「そうだよ。四つ葉テレビの、『四つ葉のアナバ』って短い番組、知ってるでしょ? あれで、カオルちゃんの季節限定ドーナツ、取り上げたんだ」 「えーっと、レポーターは、涼子さんですよね? 夫婦坂涼子さん」 昨日の朝、レポーターの仕事で来たと言っていた彼女。だからてっきり、撮影は昨日だったんだろうと思っていた。 「そうそう。なんかさぁ、大変だったらしいよ。一昨日と昨日、彼女が行方不明だったんだって」 彼はプロデューサーの方をうかがってから、急に小声になって、アタシにささやいた。 「え? 行方不明?」 「そう。打ち合わせにも現れないし、マネージャーも彼女と連絡つかなくなっちゃってさぁ。そしたら昨日の午後になって、ひょっこり帰ってきたんだって」 「何かあったのかしら」 そう言われれば、昨日の涼子さんは、なんだかいつもと様子が違っていた。うわさ話に首を突っ込むみたいでイヤだったけど、どうしても気になって、そう尋ねてみる。 「最近、気の毒なことがあったからねぇ。高校生モデルを集めて、振袖のファッションショーをやるって企画があってさ。結構大きな企画で、涼子ちゃんも候補に入っていたんだけど……直前で、別の子に決まっちゃったらしくて」 そう言って、彼が挙げたモデルの名前。それは、まだ駆け出しだけど、確か父親がテレビ局の重役で、コネが効くといううわさのある人だった。 ―――あの人が、美希のことを、苦しいくらいに羨ましいと思っているんだな、ってこと。 昨日のせつなの言葉が、胸に響く。 なるほど、と思わず深刻な顔で頷いたアタシは、怪訝そうな彼の表情に気付いて、慌てて笑顔を作った。 「でも、良かったですね、涼子さんが戻ってきて」 「そうだよね。なんか彼女、吹っ切れたんじゃないかな。今日の撮影、とっても良かったんだよ。なんかさ、目が違うんだよね。ファインダー越しに覗くと、こう、キラキラしててさ」 昨日の別れ際の、涼子さんの言葉を思い出す。いつか必ず、あなたと世界で競ってみせる――後輩のアタシに、そんなことを宣言して去っていった彼女。あれは、アタシに対して言ったんじゃない。自分に言い聞かせる言葉だったんだなって、今になってみれば、よくわかる。 (涼子さん。アタシも負けないように、頑張りますから) 心の中でそう呟いたとき、カオルちゃんの相変わらずの大声が、耳に入った。 「あーっ、それからさあ。レポーターのお嬢ちゃんに、これ持って行ってよ。親御さんに食べさせてあげたいって、言ってくれたからさあ。カオルちゃん特製・愛情たっぷりドーナツの詰め合わせ! おじさんの愛情も、たっぷり詰めといたよぉ~。なんちって。グハッ!」 ドーナツカフェを後にして、公園の奥へと向かいながら、アタシは自分がいつの間にか、やさしい笑顔になっているのに気付いた。 (せつな。あなたの気持ち、彼女にちゃんと伝わってたわよ。やっぱりあなたはアタシにとって、間違いなく、八つめの光だわ) 嬉しさと誇らしさを胸に、ステージへと駆けるアタシの足元で、落ち葉が一足先に、くるくるとダンスを踊る。 「あ、来た来た」 「美希たん、遅刻~!」 「遅いわよ、美希」 迎える仲間たちとアタシの上に、明るい午後の日差しが降り注ぐ。 アタシは三人に向かってペロリと舌を出してから、澄ました顔で、自分の立ち位置へと歩いていった。 ~終~
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略語一覧 → コンボの繋がり jc → ジャンプキャンセル cc → チャージキャンセル CH → カウンターヒット FC → フェイタルカウンター 通常技解説 5A 腰の辺りにコンパクトに手刀。しゃがみにも当たる。固めやとっさの確反に。 5B 羽を出して攻撃。リーチが長くヒットガード問わずjc可能。牽制の要。発生は5Cより遅い。chから6Cがつながる。 5B追加,5BB 踏み込んで剣で攻撃。5Bよりリーチが短いのでつながらない場合がある。コンボ用。 5C 目の前を剣で攻撃。確反にはこれを使うのが望ましい。 隙を5Dでフォローするチャージキャンセル、通称チャーキャンをすることでガードさせて五分にできる。 5C追加 側転のようなモーションで蹴りあげる。ガード時はチャージキャンセル必須。 2A リーチの短い手刀。三回まで連打可能。 2B 剣で足元を払うように切る。下段。6Aへのガトリングがあるので中下のゆさぶりに。 2B追加 回転しながら足元を切る。下段。 2C その場で斜め上に羽を出して攻撃。対空の要。発生が早く縦にも横にもそこそこリーチがある。 2C追加 しゃがみながら前進しての蹴り上げ。2Cの当たり方によっては裏回ったり当たらなかったりする。 JA 斜め下に手刀。リーチは短い。とっさの空対空に。 JB マントで斜め下方向を攻撃。めくり判定がある。jc可能。 JB追加 マントで打ち上げるように上方向を攻撃。 JC 光状の杖のようなもので斜め下を突く。低ダ攻めの起点に。 JC追加,JCC ツバキが少し浮きつつ本のページを広げて攻撃。JCCと着地2Bの二択を迫れる。 6A クルッと回転して盾で相手を打ち付けるように攻撃。中段。fc対応。発生は早くないが後述の6Bとモーションが似ている。 6B 回転して相手の足下を払う下段。ガードさせて有利。6Aと混ぜて固めに使うとよく当たってくれる。ヒット確認を練習しよう。実はツバキ地上技で最長のリーチを誇る。 6B追加 6Bから連続して足元を攻撃。下段。6Bからの追撃や暴れつぶしに。 6C 身体を翻しつつ前進して薙ぎ払い。6hitの多段技。ヒットガード問わずjc可能。補正が非常に緩く、コンボの最大始動。VerUPによりガードされても必殺技キャンセルができるようになった。 6C追加 地面から剣を出す。ひっそり下段。全3Hit。フォローがきかないのでコンボ用。 3C スライディング。fc対応。ボタンのタイミングでリーチが変わる微妙な特徴がある。 連打すると最短になるので焦らないように。高さがある場合は5Aで拾える。 3C追加,3CC 逆立ちして蹴り上げ。fc対応だが当たる機会は少ない。3CCfcで浮きが高くなるので5Cなどで追撃できる。 通常投げ,6投げ 本から槍のようなもので相手を前方に吹き飛ばす。場所問わず壁バウンド。画面端だと裏回ってしまう。 逆投げ,4投げ 裏回って槍で突く。相手は地上でしばらくよろけた後に復帰する。 空中投げ 相手を地面に叩き付ける。バウンドして緊急受け身不可なのでコンボ猶予は長い。 クラッシュトリガー 盾を振りかざし振り下ろす。おもむろに出したり、コンボの火力底上げに。 カウンターアサルト 風のモーションで相手を吹き飛ばす。横のリーチはそこそこあるので安定して切り返せる。 コメントフォーム 名前 コメント すべてのコメントを見る
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星に願いを ~ Small Christmas Trees ~/一六◆6/pMjwqUTk (これじゃまるで、見た目までサンタクロースじゃないの・・・。) ブランドショップの名前が入った特大の紙袋。その紙袋にしては長くて立派な持ち手の紐をヨイショと肩に回して、美希は心の中でぼやいた。 手提げにして持つには、持ち手が長すぎる。肩にかけるには、袋のボリュームがありすぎる。一番いいのはこうして肩に担ぐことだが、あまりこのまま街を歩きたい格好ではない。 (仕方ないわね。たかだか十分か十五分の辛抱よ、美希。) 自分にそう言い聞かせ、素知らぬ顔で、歩道の一番端っこを足早に歩く。しかし・・・。 「よぉ、美希ちゃん。凄い荷物じゃないか。大丈夫かい?何ならバイクで運んでやるよ。」 「お蕎麦屋さん!あ、ありがとう。大丈夫です!」 「美希ちゃんじゃねえか。どうしたんだい?大荷物で。うちの母ちゃんに、ちょっくら手伝わせようか?」 「お魚屋さん。あの・・・ホントに大丈夫ですから!」 商店街のあちらこちらから掛けられる声に、美希の顔が次第に引きつっていく。 と、そこへ。 「ちょっと美希。これ・・・」 「だ、だからっ、大丈夫ですってば!・・・へっ?」 思わず振り返った美希の目の前に差し出されたのは、三つのプレゼントの包み。 「落し物よ、美希。まさか、帰りの目印に落として行ったんじゃないんでしょ?」 包みの陰から、笑いを湛えた紅い瞳が覗いた。 星に願いを ~ Small Christmas trees ~ 「まったく。街中にプレゼントをばらまくなんて、とんだサンタクロースね。」 せつなの呆れた口調に、美希は小さく肩をすぼめる。 「ごめんなさい。袋が破けてるなんて、全然気が付かなかったわ。おまけにせつなを付き合わせちゃって。」 「私はいいわ、今日は予定があるわけじゃないから。それで、これどこに持っていくの?」 破れてしまった袋の中身は、見かねたパン屋のおじさんにもらったビニール袋四つに何とか詰め込んで、美希とせつなで二つずつ持っている。 「すぐそこよ。四つ葉町病院。」 「四つ葉町病院って・・・美希たちが入院してた?」 「ああ、そうね。」 わずかに顔を曇らせるせつなに、美希はあっさりと頷くと、優しい声で言葉を続けた。 「確かその前のことだったから、せつなはまだ居なかったけど、アタシたち、あの病院で一人の女の子と知り合いになったの。それから、小児病棟に時々顔を出すようになってね。」 「それでクリスマス・プレゼントを持っていくのね。それにしても、美希一人でこんなにたくさん?」 せつなのいぶかしげな視線に、美希は苦笑しながら、ペロリと舌を出す。 「実はこれ、全くの新品ってわけじゃないのよ。いや、ほとんど新品も同然ではあるんだけど。買って来たはいいけれど、見向きもしてくれなかったから。」 「誰が?」 「誰がって・・・えーっと、だからこれで遊んで、アタシと仲良しになって欲しかった赤ちゃん。」 「赤ちゃん!?」 「せつな、声大きい!だからぁ・・・シフォンよ、シフォン!」 (あ、なるほどね。それにしてもこんなにおもちゃを買い込むなんて、美希らしいわ・・・。) せつなはやっと納得して、どきまぎと目をそらす美希の横顔を見てクスリと笑う。 美希がキュアスティックをなかなか手に入れられなくて苦労していた、という話は、ラブや祈里から聞いたことがある。そのために、シフォンのお世話係を一手に引き受けて、大変な目に遭ったらしいということも。 もっとも、最初からパッションハープが使えて、シフォンにもなつかれていたせつなには、美希の苦労がいまいちピンと来ないのも事実だ。シフォンのいたずらがどんなに大変かということだけは、よくわかっていたけれど。 「ブルンと会えて、シフォンがラブの家に帰ったときに、これ全部シフォンにあげようと思ったんだけどね。でも、シフォンってこういうおもちゃよりも、ほら、座布団とかティッシュとかドーナツとか、こっちが遊んで欲しくないもので遊ぶほうが好きじゃない?」 「まあね。それにこんなにたくさんあったら、シフォンもどれで遊んでいいのか、よくわからなくなっちゃったんじゃない?」 「そんなぁ~。」 美希の情けない声に、せつなは再びクスクスと笑った。 「でも、きっと病院の子供たちは喜んでくれるわよ。」 「そうかしら。新品じゃないし、ちょっと失礼かもって思っているんだけど。」 せつなは持っているビニール袋の中から、プレゼントの包みをひとつ取り出して、じっと眺める。 「こうやって、ひとつひとつ汚れたりしていないか確認して、丁寧に包装したんでしょ?美希の気持ちは、きっと伝わると思うわ。」 そう言って優しく微笑む親友に、美希も穏やかな笑みを返す。 「・・・美希。これは?」 プレゼントを元に戻そうとしたせつなが手を止めた。 袋の底の方に、大きな箱が入っている。それは、ほかのプレゼントとは違う、明らかに時の流れを感じさせる古びたものだった。 「ああ、それはプレゼントじゃないの。病院の・・・そうね、面会室かどこかに飾ってもらおうと思って。」 美希の声が少し沈んだのに気付いて、せつなは首をかしげたまま、それ以上は何も訊かなかった。 「まあ、こんなにたくさん!どうもありがとうね。」 小児病棟のナースステーションで事情を話した二人は、すぐに広い教室のような場所に案内された。 しばらくして現れた小柄で細い目が優しそうな若い女性は、トレーナーにエプロンという姿で、お医者さんとも看護士さんとも、明らかに違っていた。 「私、院内学級で教えているの。子供たちはクリスマスをそれは楽しみにしているから、きっと喜ぶわ。」 人懐っこく笑う“先生”に、「よろしくお願いします」と会釈して、美希はプレゼントの包みを机に並べ始める。 「もしかしたら、持ち込んではいけないおもちゃがあるかもしれないと思って、包みの底に、中身を小さく書いておきました。」 「ありがとう。助かるわ。」 「病院のことに詳しいのね、美希。」 「まぁね。弟が身体が弱いせいで、病院には割と縁があるの。」 せつなも感心しながら、包みを並べるのを手伝う。 やがて、ビニール袋の中には、あの大きな箱が残るだけとなった。 美希が箱を机の上に置いて、蓋を開ける。中から出てきたのは、こじんまりとはしているが、まだまだ新しい、クリスマス・ツリーだった。 「まぁ・・・こんなものまで頂いちゃっていいの?」 先生が、箱の中から出てきたツリーを見て目を見開く。 「はい。二、三年は飾ったことがあるものですけど、今はうちにはほかのツリーもあるので。」 「大切なものなんじゃないの?」 先生にそう言われて、美希は顔を上げ、ニッコリと笑う。 「ええ。大切だけど、もう家では飾らないものなので、ここで飾って頂けたら嬉しいんです。」 「そう・・・。わかったわ。じゃあ、この院内学級に飾らせてもらいましょう。良かったら、飾り付け手伝ってくれる?」 「はい!」 ツリーが入っていた箱の中には、たくさんのオーナメントも大切にしまわれていた。 金や銀のベルや星。モールで作られたヒイラギやサンタクロース。中には、レンガ造りが暖かく見える煙突の大きな家や、繊細な模様の羽を持つ銀色の天使や、細かな模様編みが施された靴下など、あまり見かけないような精巧な飾りもあった。 見ているだけでわくわくするような小さなクリスマスの象徴を、美希が丁寧に箱から取り出し、せつなと先生の二人で飾り付けていく。 「美希、もうツリーの飾りとしては十分な気がするんだけど。でも、まだずいぶんオーナメントが残っているわね。もっと飾ったほうがいいのかしら。」 やがて、せつなが手を止めて困ったように問いかける。確かに机の上に残っている分だけで、小さなツリーひとつくらいは飾れそうだ。 「忘れてたわ。この箱に入っているオーナメント、ツリーひとつ分よりかなり多いのよね。かわいいオーナメントを見つけるたんびに、パパが・・・コホン。」 最後は呟くように言いかけたのを、美希はハッとしたように、慌てて咳払いでごまかした。 「そう。じゃあ、こんなのはどう?」 先生がつと席を立って、教室の後ろに並ぶロッカーのひとつを開ける。中に入っていた大きな紙袋から、色とりどりのモールやビーズ、かわいらしい松ぼっくりやポスターカラーなどが顔を出した。 「子供たちに、これでクリスマス・リースやミニツリーを作ってもらおうと思ってるの。もし良かったら、この飾りも使わせてもらっていいかしら。」 先生の提案を聞いて、美希の顔が嬉しそうにほころぶ。 「もちろん!飾られないでずっと箱の中に入れておくのも、かわいそうだなって思ってたんです。」 「ありがとう。今年はいつもの年より、いっそう素敵なリースが出来そうだわ。」 にっこりと微笑む先生の隣りで、せつなも目を輝かせた。 「凄い。こんな材料から、クリスマスの素敵な飾りを作ることが出来るんですか?」 「ええ、意外と簡単なのよ。そうだ、試しに二人も作ってみる?一番簡単でかわいいのを教えてあげるわ。」 先生はそう言って、大きめの松ぼっくりを二つと、ビーズと接着剤、それにペットボトルの蓋を二つ用意する。 ペットボトルの蓋に、松ぼっくりのおしりの部分をくっつけて、カラフルなビーズを飾り付けて行くと、ほんの十分かそこらで、かわいらしいミニツリーが二つ、完成した。 「どうぞ、記念に持って帰って。」 「うわぁ、ありがとうございます!」 せつなは嬉しくてたまらないという風に、小さなツリーの先端を、ちょんと指でつついた。 病院の外に出ると、辺りはもう薄暗くなりかけていた。すっかり身軽になった二人が、肩を並べて夕日の中を歩く。何となく、二人の歩調がいつもよりものんびりとしたものになっていた。 「今日はありがとう、せつな。結局、半日付き合わせちゃったわね。」 「いいわ、私も楽しかったし。それに、こんな素敵なもの、頂いちゃったし。」 せつながまだ手に持っていたツリーを、掌に乗せる。美希もそれを見て、自分のツリーを取り出した。自然と目と目を見交わして、二人は同時にフフッと笑い合う。 そのとき、どこから取り出したのか、せつなが何かを美希の手の上に、そっと置いた。 「せつな、これ・・・!」 それは、クリスマス・ツリーのてっぺんに置かれる星の飾り。トップスターとも呼ばれる、オーナメントの中でもひときわ大きく立派なピースだった。 「これ、持って来ちゃったの?」 「これだけ、飾るための紐もリボンも付いていないから、どうやって飾るんだろうと思って。それに、とっても綺麗だったし。」 「そんな子供みたいなこと・・・。これはね、ツリーのてっぺんに飾る星なのよ。サンタクロースがこれを目印に降りてくるとも言われているの。」 「じゃあ、これが無いと院内学級の子供たちに、サンタさん、来てくれないかしら。」 せつなは立ち止まって、少し困った顔で、美希を見上げた。 「い、いやぁ・・・サンタクロースが子供を見落とすことなんて無いと思うし・・・あ、そうよ。ホラ!待合室に大きなツリーが置いてあったから、きっと大丈夫よ!」 力強くそう請け負う美希に、せつなはクスリと笑う。 「ごめんなさい。本当は、あの先生が別の星の飾りをツリーのてっぺんに飾っているのを見たの。だから、その点は大丈夫。」 もうっ、からかうなんてひどいじゃない――そう言いかけた美希は、せつなが何かを言いたげにこちらを見ているのに気付いて、その言葉を飲み込んだ。 「美希、この飾りを机の上に置くとき、ちょっとためらったでしょ。もしかしたら、美希にとって特別なものなんじゃないのかって、そのとき思ったもんだから・・・。」 「・・・まったく。かなわないわね、せつなには。」 美希は、トップスターを大切そうに指でつまむと、それを空にかざした。夕日を受けて、金色の星の表面が、さらにあたたかな光を帯びる。 「トップスターは、サンタクロースの目印だって言ったでしょ。でも元々は、西洋の神様が生まれたときに、遠い異国の賢者をその神様の元に案内した星と言われているの。つまり、遠くにいる人でも導く星、という意味があるわけ。だからサンタクロースの目印にもなるのよ。」 オーナメントをくるくると手の中でもてあそびながらそう言う美希を、一体何の話が始まるのだろうと、せつなは小首をかしげて見守る。 「あれは・・・そうね、アタシがモデルになりたいって言い始めた年のクリスマスだった。パパが、このトップスターを買ってきたの。まぁ、忘年会だか何かで酔っ払ってたせいもあるんだけど、小さかったアタシの手にこの星を握らせて、『これは、大きくなったときの美希だよ。パパはそう信じてるんだ。』なぁんて言ったわ。トップスターの意味も、そのときに教えてもらったの。」 絶対に本人は覚えていないと思うけどね。そう言って笑いながら、美希は相変わらず手の中の星を、くるくると回す。 「今日、久しぶりに昔のツリーの箱を開けてみて、これを見たらパパの台詞を思い出したのよ。アタシもすっかり忘れていたもんだから、それでちょっと感慨にふけっちゃったのかな。まさかせつなに見られていたなんて、思わなかったわ。」 ハイ、この話はおしまい。そう言いたげに、コートのポケットに星の飾りを突っ込もうとした美希の手を、せつなの手がすばやく掴んで止めた。 いつの間にか、二人は天使の像の前へと差し掛かっていた。 (やっぱりあのツリーって、美希のお父様が買ってくれたツリーだったのね。) せつなはそう思いながら、美希の手からオーナメントを取り上げる。そして自分のツリーを天使の像の足下に置くと、彼女のもう片方の手の上にある小さなツリーの上へと、その大きな星を導いた。 「ちょっとお星様が大きいけど、こうやって飾ったら、もっとツリーらしくなるんじゃない?」 「いくらなんでもバランスが悪いわよっ。星の大きさとツリーの大きさが同じくらいじゃない。」 「いいの。何か楽しいことを思いついたら、細かいことを気にしちゃダメだって、ラブが言ってたわ。」 「・・・せつな。ラブの言うこと、何でもかんでも鵜呑みにしない方がいいわよ?」 せつなは美希の言葉を無視して、今度は接着剤を取り出すと、ツリーのてっぺんに大きなトップスターを取り付ける。小さな松ぼっくりの上に、星というよりまるで太陽が輝いているような、そんなミニツリーが出来上がった。 「はい。これなら美希の部屋の窓のところにでも、ちゃんと飾れるでしょう?」 嬉しそうに小さなツリーを両手で差し出すせつなから、美希はふいに目をそらして、斜め上の空をにらんだ。そのまま、目と鼻の奥をジーンとさせている熱い塊が、どこかへ消え去ってくれるのを待つ。 (せつなったら・・・。まるでアタシが小さい頃のツリーをずっと飾れずにしまっておいたことまで、お見通しみたいじゃないの。) 「・・・美希?」 心配そうに覗き込んでくるその顔にニヤッと笑いかけて、美希はせつなの手からツリーを受け取ると、さっきのせつなと同じように、それを掌の上に持っていった。 「これ、本当にちゃんと飾れるのかしら。こんなに頭でっかちになっちゃったら、バランスが悪くてきっと・・・あれ?」 不安定な掌の上でも、小さなツリーはピクリとも揺るがず、当たり前のように立っている。その土台がペットボトルの蓋だとは、とても思えない安定感。 「どうしてこんなに!?」 「私を甘く見ないでよ、美希。ちゃんと完璧に、バランスは取ったわ。」 「もうっ。どうしてそこでアタシの台詞を取るのよっ!」 晴れやかに笑い合う二人の少女を、天使の像と、小さな二つのツリーが見守る。 クリスマスまであと二週間。クローバータウン・ストリートは、これからますます華やかになる。 ~終~
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【桃色天使は小悪魔だった~バスルームの誘惑~】/恵千果◆EeRc0idolE R18 クリスマスパーティーの夜。4人でラブの家にお泊まりして、楽しい夜を過ごす―――はずだった。 「なんだか…さっきからお腹が痛くて…」 パーティーも佳境に入った頃、急にブッキーが腹痛を訴え出した。 「ブッキー大丈夫?」 「すごく痛そう…」 「お母さんに何か薬もらってこようか?」 ブッキーを心配して、皆が口々に声をかける。 「平気…冬になったらよくあるの。おうちにある置き薬を飲んで、暖かくして寝てれば明日には治るから。タイミング悪くてごめんなさい…」 時折波のように襲い掛かる痛みを堪えながら、ブッキーが謝る。 そんな彼女を見るに見かねたのか、アカルンでブッキーを送って来ていい?とせつなが言い出した。 「それもそうね。外は寒くて暗いし、第一、お腹が痛いんじゃ、歩けないし」 アタシが賛成し、ラブも、うんうんそうしなよ、と続ける。 ブッキーは、せつなちゃんに悪いよ、と何度も断ったのだが、せつなは断固として聴き入れない。 ようやくブッキーが折れる形になり、家まで送ってもらうことになった。 「みんなごめんなさい、またね、ありがとう…」 ブッキーは弱々しく微笑い、せつなに抱えられるようにして、赤い光に包まれ帰っていった。 しばらくはタルトやシフォンを交えて、おしゃべりに花を咲かせながらせつなを待っていた。 けれど、眠くなったシフォンとタルトがせつなの部屋で就寝した後も、せつなは戻って来なかった。 「ちょっと遅すぎない?」 「そうだよね、せつなに電話してみる」 ラブがリンクルンを取り出した時、短いメロディーが鳴り、メールが来たことを告げた。 「せつなからだ。『ブッキーの御両親が明日まで不在で、一人にしておけないから泊まります』…だって。せつならしいや」 メールを見て安心したのだろう、ラブはアタシを見て笑顔になった。 ドキン ラブの笑顔を見て、急に胸が音を立てた。 アタシ…この笑顔に弱いのよね。 そういえば、ふたりっきりになっちゃったんだ。普段はせつなやブッキーがいるから、意識せずラブに自然に接することが出来るけれど、ふたりっきりって実はあんまり経験ないのよね…。 そう意識し始めると、さっきまでは普通に打っていたはずの心臓が、どんどん速度を速めてく。 「どうしたの美希たん、顔赤いよ?」 「だ、暖房効かせすぎかな~ハハ」 駄目だ。声が上擦ってしまう。美希のバカ!これじゃ、アタシがラブを意識していることがバレバレじゃないの! 「そうだ、お風呂入ろうよ」 突然のラブの爆弾発言。 「お風呂!?」 ……ゴクリ。やだ、生唾って本当に出るんだ。 「ら、ラブが先に入りなさいよ」 心にもないことを言うアタシに、ラブが唇を尖らせる。 「え~~!?折角お泊まりなんだし、一緒に入ろうよ~」 「し、仕方ないわね…」 うっしゃあっ!テーブルの下で小さくガッツポーズをしたのは言うまでもなく。 ラブの家の脱衣所、懐かしい。泥んこ遊びした後、よくあゆみさんに入れてもらったっけ…。 感慨にふけっているアタシをよそ目に、ラブはさっさと衣服を脱いでゆく。 「美希たん遅いぞ!先入っとくよ~」 ガラガラガラ。 引き戸を引き、ラブが浴室内へ。しまったー。感慨にふけってたばっかりに、ラブの裸体見逃した。じっくり拝む又とないチャンスだったのに…。 だけど、キュッと引き締まった桃尻だけは、確かにこの目に焼き付けたわ! 「♪♪♪~♪~美希ぃ、まだぁ~?」 鼻歌を歌いながら、ラブがアタシを呼び捨てる。 無意識なんだろうけど、あれにもアタシ、弱いのよね…。 「待ってて、今脱いでるから…」 きゃあ!何このセリフ!まるで恋人同士が一緒にお風呂する時みたいじゃないの! 「お…お邪魔します…」 身体の前に隠すようにタオルを垂らして浴室に入ってゆくと、ラブは湯舟に浸かり、前のめりになって浴槽にもたれていた。 !!! ち…ち…乳房が…浴槽に乗っかってる…?。 「どしたの?」 「ラブ…アンタ…胸、おっきくなってない?」 「あー、これ~?気づいた?最近なんか重いと思ったらさ~こんなになっちゃってた」 ラブが両手で胸を持ち上げ、ユサユサと揺らして見せた。ラブの胸の動きに合わせて、ぱしゃぱしゃと湯が波立った。 「にゃは~」 照れ臭そうに笑うラブ。か…可愛い。 ラブを見つめるアタシの鼻の下は自然と伸びて、なんだかタラーっと温かい液体の感触が…。 「美希たん!は…鼻血が」 ウッソー!やだアタシったら…。これじゃ、ただの変態じゃないの! 「大丈夫?」 「平気平気!ちょっと湯あたりしちゃっただけよ…」 「ヘンな美希たん!まだお湯には浸かってないじゃん」 「そ、そうとも言うわね」 アタシは知らんぷりして脱衣所に戻り、大急ぎでティッシュを鼻に詰めると、改めて浴室に入り、かけ湯をして湯舟に入る。 ザザ…ザザン お湯がこぼれ落ち、浴槽の中でアタシとラブは向かい合う。 「美希たんはあんまり成長してないね」 「うっさいわね!ほっといてよ」 どーせアタシはブッキーやラブに比べたらペッタンコですよ…。せつなもラブ以上にはありそう。クローバー貧乳コンテストがあったなら、間違いなくアタシが優勝するわね。 …だけど、ホントにおっきいわ、ラブのおっぱい。 見ないようにしていても、つい視線がそちらに向いてしまう。 ふっくらとハリのある丸みを帯びた部分。将来は赤ちゃんのためのお乳を出す器官。 授乳する母と子はとても神聖に見えるのに、ラブのおっぱいを見てると、どうしてこんなにいやらしい気持ちになるのかな…。 要するに、アタシがいやらしい目で見てるからなんだけど。 ちら。ちら。お湯に透けるラブのピンク色の乳首―――ちょっとだけさわってみたい。 そんなアタシの心をラブは読めるのだろうか。それともアタシの感情が顔に出てるんだろうか。ニマニマ笑ってラブが言った。 「さわりたい?」 「うんさわりたい…って、ええええっ!?」 「いいよ、美希たんなら」 アタシならいいって、どういう意味?ドキドキする…。アタシ、勘違いしちゃうよ。 「いいって言うけど、そんな簡単にさわらせていいの?」 「だってさわりたいんでしょ?……それに、あたしも…美希にさわって欲しいし」 上目使いで、恥ずかしそうにラブがこっちを見る。 アタシは小悪魔ラブの誘惑に…負けた。 「ラブのお願いなら、聞いてあげなきゃね。―――ここらへん?」 一番尖ってる先っちょをツンツン、と指でつつく。 「はあっ…」 悩ましげな声を出すラブ。もっと聞きたくて、アタシは親指と人差し指で摘んでみる。 ふにふに… 柔らかかった先っちょがだんだん硬くなってくる。喘ぎながら唇が半開きになり、陶酔したような顔のラブ。 やだ、何だろう。この気持ち。 もっともっと、ラブを喜ばせたい。もっともっと、ラブに触れたい。 アタシはラブの後ろに周り込み、後ろからラブを抱え込むように座り直した。 「もっとさわっても…いいでしょ?」 言いながら、すでにアタシの両手はラブの胸をさわさわと揉みはじめていた。 「あっ…んんっ…ふぁ…み、きぃ…」 ちょうどいい大きさに成長した乳房を掌で優しく揉みほぐしながら、指で突起を摘みこね回す。 アタシが刺激する度にラブが甘い声で応えるから、刺激はどんどんエスカレートする。 左手はそのままに、右手をそろそろと下ろす。ラブの薄い茂みの中は、お湯の中でもわかるくらい、熱いぬめりで満ちていた。 「ラブ…胸だけでこんなに濡らしちゃって…どうして?」 「だ…って…あっ…美希に…ふぅっ…ずっと前から、こう…されたかっ…たんだも…んっ」 息も絶え絶えに言いながら、ラブが振り向き口づけてきた。 ラブもアタシを想ってくれてた…!アタシは嬉しくてたまらなくなり、めちゃくちゃにキスをする。舌を入れて舐めまわし、ラブの舌を強く吸った。 口づけの間にも、指で茂みを探索する。敏感なトコを探り当て、くりくりと左右に揺すってみる。 「あああんっ」 びっくりするくらいの大声を出すラブに、アタシは思わず左手で口を塞ぐ。 「シッ、あゆみさん達に聞かれちゃうわよ。声出しちゃダメ」 ラブはうんうんと頷く。瞳には涙をたくさん溜めている。アタシの腕の中で乱れているラブが、とても愛しい。 静かになったラブの秘裂を、再び弄る。 指の腹を使い、淫核を優しく押し潰すと、ラブが声を出さずに吐息だけをもらした。 少しずつ吐息が早くなっていく。ラブが感じてるのを見ながらアタシも感じていく。硬くなった乳首が、ラブの背中に当たり、自然と擦りつける格好になっている。 きっとアタシの大事な部分も、ラブのように熱くなって今にも蕩けそうになっているだろう。 「――――っ!」 パシャッと湯が跳ねる。突然ラブが脚をピン!と伸ばしたのだ。そのまま脚が細かく震える。イッてしまったのだ。 ラブが果てた後も、彼女の脚の間からは愛液がとどまることなく溢れ出していく。 「はあっ…はあっ…」 ぐったりとアタシにしな垂れかかるラブの首すじや耳たぶに口づけながら、アタシは言った。 「すっごく可愛いかったわよラブ…」 「あたし…嬉しかった。美希とこうなれるなんて、夢みたい。けど…あたしだけ気持ち良くなってごめん。今度はあたしが美希に…してあげたいな」 振り向きながら恥ずかしそうに微笑むラブ。 「ありがとう…じゃ、続きはラブの部屋でじっくりと…ね?」 狭い湯舟の中での口づけ。最高。ああ…頭がぼーっとする。本当に湯あたりしそうだわ…。 「美希たん!反対側からも鼻血が!」 了
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10-1 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代陸/防御装置 100 エリア2 グレード5現代陸/装甲 エリア3 グレード5wⅡ空/装甲 エリア4 グレード5wⅡ空/過給器 エリア5 グレード5現代空/防御装置 10-2 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代空/レーダー 101 エリア2 グレード5wⅡ海/機関 エリア3 グレード5wⅡ海/装甲 エリア4 グレード5現代海CIWS エリア5 グレード5現代海/機関 10-3 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5wⅡ陸/砲 102 エリア2 グレード5wⅡ陸/機銃 エリア3 グレード5wⅡ陸/弾 エリア4 グレード5現代陸/砲 エリア5 グレード5現代陸/弾 10-4 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代陸/補助装置 103 エリア2 グレード5wⅡ空/機銃 エリア3 グレード5wⅡ空/爆弾 エリア4 グレード4wⅡ空/ロケット エリア5 グレード5現代空/機銃 10-5 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代空/対空ミサイル 104 エリア2 グレード5現代空/対艦ミサイル エリア3 グレード5wⅡ海/砲 エリア4 グレード5wⅡ海/魚雷 エリア5 グレード5wⅡ海/航空機 10-6 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代海/砲 105 エリア2 グレード5現代海/対艦ミサイル エリア3 グレード5現代海/レーダー エリア4 グレード5wⅡ陸/サスペンション エリア5 グレード5wⅡ陸/装甲 10-7 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代陸/防御装置 106 エリア2 グレード5現代陸/装甲 エリア3 グレード5wⅡ空/装甲 エリア4 グレード5wⅡ空/過給器 エリア5 グレード5現代空/防御装置 10-8 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代空/レーダー 107 エリア2 グレード5wⅡ海/機関 エリア3 グレード5wⅡ海/装甲 エリア4 グレード5現代海CIWS エリア5 グレード5現代海/機関 10-9 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5wⅡ陸/砲 108 エリア2 グレード5wⅡ陸/機銃 エリア3 グレード5wⅡ陸/弾 エリア4 グレード5現代陸/砲 エリア5 グレード5現代陸/弾 10-10 必要行動力 獲得物資 獲得経験値 エリア1 7 グレード5現代陸/補助装置 109 エリア2 グレード5wⅡ空/機銃 エリア3 グレード5wⅡ空/爆弾 エリア4 グレード4wⅡ空/ロケット エリア5 グレード5現代空/機銃
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とある魔術の禁書目録 一方通行CP作品 一方通行×打ち止め 発表日 タイトル メインキャラ 引用元 一方通行×佐天涙子 発表日 タイトル メインキャラ 引用元 2010/01/04 佐天「あの人、かっこよかったなぁ……」 佐天涙子、一方通行 ぷん太 戻る
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キャンペーン:強化大成功率100%CP 対象期間 13/1/24(木)~13/1/31(木) 概要 強化時の大成功の確率が100%になる。また、両の消費も通常に比べ半額になる。 ●着せ替えカードは強化指定選手の経験値が1枚につき必ず600%(通常は300%)上昇する。 コメント 過去の対象期間についてはまとまり次第追記予定。編集できる方は遠慮なく編集してください。 -- 名無しさん (2013-01-26 13 39 36) 名前 コメント